産後うつはいつまで続いた?時にはずっと続くこと。
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産後うつは出産してから数日以内に
ホルモンバランスの変化や、
数時間おきの授乳による寝不足が
主な原因で起きるものです。
産後うつは慣れない育児の中起きる症状なので
人によっては症状が悪化してしまい、
受診したり時には入院が必要になることもあります。
ただホルモンバランスの調子がよくなれば
産後うつの症状は徐々に落ち着いていくことも多いです。
なので産後うつは特に治療を受けなくても、
一般的には長くても約1年ほどで落ち着いた
という人がほとんどです。
しかしながら一部の人に関しては
産後うつの状態が約1年経過しても
落ち着くことはなく、気づけば産後うつを
発症してから数年経過していたということもあります。
産後うつがずっと続くケースとして
体質的にホルモンバランスが不安定で
崩れやすいという場合、また産後に
過剰なストレスがかかるなどの他の
要因が合わさってしまった場合、
さらには年齢的に更年期に近い40歳前後に
なっていて自然にホルモンバランスの
状態が不安定になってしまう時期に
差し掛かっていたという場合があります。
このような状況になるともはや産後うつではなく
本当のうつ病に移行した状態になっているので、
抗うつ剤などの処方薬を服用して
本格的な治療を行ったり育児を
他の誰かにお願いして休養を取ったりしないと
症状が改善することは期待できません。
また育児が忙しいからといって
自分の体調が優れずに辛い思いをするだけでなく、
子どもに対して虐待をすることも考えられます。
なので産後1年を経過しても産後うつが
続いているような気がしたら、
専門の医療機関を受診してしかるべき
治療を受けるべきです。
という状態は珍しいことではなく、
紹介されて産後うつの治療に訪れる女性が複数いるので、
子どもがいるからといって受診を
あきらめる必要はありません。